【はじめに】 教育現場で、情報モラル教育に活用できる無料のWeb教材のうち、文部科学省や総務省など、 公共の機関が発信しているものを調べ、お勧めサイトをまとめてみました。 その他にも各自治体や教育委員会でまとめたものも多くありますが、内容はよく似たものが 多いようです。 以下のサイトをひととおりご覧ください。きっと明日の授業で使えるものが見つかります。 【基礎的な情報・資料】 ◆警視庁情報セキュリティ広場 ⇒ハイテクキッズ:子ども向け啓発および情報提供(小学校・中学校向け) ⇒ネット犯罪対策:ハイテク犯罪の具体的な手口、対応、回避の知恵などの情報提供 (高校・大学生向け) ◆国民生活センター 消費者の立場へのさまざまな情報を発信しています。 インターネットトラブルだけでなく、クレジット詐欺等も含め、社会 生活の中で起きている具体的問題の事例や解決法などを公開しています。 ⇒インターネットトラブル:センターに寄せられた情報を元に、実際の手口や被害事例を 公開。インターネットトラブル:架空・不当請求,ショッピング, オンラインゲーム,プロバイダー関連, 悪質な手口に関する相談情報 など(高校・大学生向け) ◆総務省: ⇒国民のための情報セキュリティサイト: 基本的に、簡単な解説。小学生と一般向けに別れているが、内容的には、 深入りしていない。概観するには向いている。 ⇒インターネットの世界(インターネット利用上の注意)(アニメ) 子ども向けの教材がマンガ風に作られています。 ◆著作権情報センター ⇒コピーライト・ワールド(Flash): 著作権をわかりやすく説明した、子ども向けの教材。楽しくわかりやすい。
【教材パッケージなど】 ◆コンピュータ教育開発センター「ネット社会の歩き方」 ネット社会の歩き方:学習ユニット(解説あり・なし)と、電脳商店街の2本立て の教材パッケージ。いろいろな内容があり、充実している。 ⇒学習ユニット教材(Flash):問題点を把握して考える学習を始めるための アニメーション教材です。 ⇒電脳商店街(Flash):オンラインショッピングの模擬体験を通じて、不適切な商店の 見分け方を学びます。 ◆メディア教育開発センター(NIME) NIMEの 教育メディアポータルサイト。教育著作権情報などのさまざまな情報が 閲覧できます。著作権に関する教材コンテンツもそろっています。 ⇒体験から考える情報モラル(アニメ): 学生向けのアニメーション教材。違法コピー、ネットショッピングの落とし穴、 ネットオークション、コンピュータ・ウィルス、個人情報の漏洩、迷惑行為など をテーマに、2〜3分の問題提起アニメで構成されています。 (高校・大学生向け) ◆教員研修センター ⇒情報モラル研修教材2005(Flash) Webページ、掲示板やチャット、電子メール、セキュリティ、携帯電話などで実際に 起こりやすいトラブルとその対策と解説のほか、ショッピング、掲示板、チャット、 オークションを疑似体験できるシミュレーションプログラムなどもそろっています。 ⇒被害者・加害者別に題材をさがす: 問題提型の教材コンテンツ。自分が被害者や加害者にとなってしまう体験をシミュ レーションできます。(小学校・中学校向け)