
サッカー仲間の大の仲良しの二人(悟と健太)は,いつも「ボールいくぞ」「おお」「何やってんだよ,どじだなあしっかりとれよ。」「何言ってんだ。悟こそ弱チョロボール。ちゃんと届くような玉を送れよ」などと,大声で言いながらサッカーを楽しんでいる。「ひどい言い方,けんかになるよ。」とまわりから言われても,心が通じ合っているから平気平気と言って,あいかわらず楽しそうにサッカーをやりながら大声で話している。そんなある日試合があった。悟が送ったパスを健太が取ろうとしたが,ころんで敵に取られてしまう。試合は悟達のチームの負けで終了した。
落ち込んでいる健太を励まそうと悟はメールを送った。ところが返事も来ないし,次の日から健太の態度がどうもおかしい。
ろう下の向こうから健太がやって来たので,悟は声をかけようとした。いつもならすぐにあいさつをしてくれるのになぜか悟を見ないようにしてさっと行ってしまい避けている。悟は遊びに来た友達の真司にメールの画面を見せて相談した。真司はメールを見るなりあきれて「これがはげましのメール? これじゃ健太が悟と会いたくないのも無理ないよ。落ち込んでいる時にこんなメール来たら,ますます落ち込むのは当然だよ。ぼくだってこんなメールいやだよ。」と言った。悟は驚いて「えっ,いつも話しているように打ったんだけどなあ・・・・。失敗したな。」と言い,もう一度メールを読んで考え始めた。
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