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【情報モラルについて−ネット詐欺について考える−】
校種 学年 教科 時間数  
高等学校 2年  学活(HR) 1  
単元
情報モラル
授業の概要
  現在ではインターネットや携帯電話が普及し、便利になった反面、相手に自分が見えない匿名性を利用し、悪意あるいたずら、様々なネット犯罪が横行している。このような中、ネット社会におけるモラルやセキュリティーについて考え、防犯意識を高め、現在の社会で横行している犯罪の被害者にならないよう意識付けをする。 また、セキュリティーを考え、整備しておくことがマナーでもあることを理解させる。  
この時間での情報モラル指導のねらい
個人情報は大切なものであることを理解させた上で、悪質な業者がこれらの情報を使 い、社会的に許されない詐欺を働いている現状を理解させる。また、姿が見えず、相手が特定できないところがそれらを容易にしていることと、誰もが被害に遭う可能性があることを理解させた上で、セキュリティーについて知っておくことがマナーの一つであることに留意させる。
授業の流れ
導入
  インターネットの利便性を確認させる。具体例として、インターネットでの買い物  や代金決済、オークションなど様々なサイトがあることを紹介する。
展開
  1 フィッシング詐欺について、悪質な業者が個人の大切な情報をどのように利用しているか、その手口を確認する。
2 動物当てゲームを行わせる。(役割の確認・カード確認・ゲーム確認)サーバー役が回答役に3枚の動物カードを配賦させ、回答者は質問者に分からないよう質問に答えるように指示する。逆に質問者は、回答者のカードは何の動物かを当てられるように質問させる。最後に質問者が誰がどのカードを持っていたかを答えさせ、お互いの工夫したことや心理状態を話し合わせる。
3 ゲーム中に工夫したことや感じたことなど、自分の心理状態について振り返り、実際のネット詐欺でこのようなことが起こりえないかどうか考えさせる。
4 フィッシング詐欺について教え、実際の詐欺がどのように行われているかを知り、ゲーム中に自ら考えた方法が生かされていないか、だます者の手口を知る。また、詐欺に対する対処法を知り、被害にあわないための方法を理解する。

 
 
まとめ
  1 インターネットを利用する際には、セキュリティー対策をすることもマナーの一つであることを理解させる。
2 インターネットは利用方法を間違えなければ、よりよい道具になることを理解させ、社会生活に積極的に参加する態度を理解させる。

 
 
指導のポイント留意点
個人情報は大切なものであることを理解させた上で、悪質な業者がこれらの情報を使い、社会的に許されない詐欺を働いている現状を理解させる。また、姿が見えず、相手が特定できないところがそれらを容易にしていることと、誰もが被害に遭う可能性があることを理解させた上で、セキュリティーについて知り、対策をすることは、ネットワーク利用する者のマナーの一つであることに留意させる。
参考にした教材や資料
(1) 情報モラル実践ガイド(ジャストシステム))
(2) フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
(3) 情報モラルリンク集
(4) ヤフーホームページ
子供達の反応
セキュリティーをしておくことがモラルであることを受け入れることができた。しかし、実際に簡単な方法は理解できたとしても、自分の利用しているコンピュータが本当に大丈夫であるかどうかについては不安感が残った。コンピュータは、便利なものであると同時に、何かあったら「手に負えないもの」というイメージも抱かせてしまい、利用する態度を硬化させた面も見られた。
今後の展開や課題
生徒は、ネットワーク社会に生きていることは実感できたが、実際に自分が被害にあうかもしれないということで、有益な社会的インフラであるネットを積極的に利用する姿勢が後退した様子も見られた。実際の、生活の中でどのように利用していくかなど、様々な対処法や現在の社会情勢にも目を向け、明るいネット社会を築く一員となれるよう機会を作っていく必要がある。
 
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