情報モラル実践事例集 情報モラル実践事例集
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【個人情報について考える】
校種 学年 教科 時間数  
高等学校 1年  学活(HR) 1  
単元
情報モラル
授業の概要
  情報通信ネットワークを介したコミュニケーションが広い社会の中で行われている。その多くの利点が挙げられる一方でモラルを忘れた行動により、トラブルも発生している。情報の取り扱い方に関するアンケートの集計結果を使って、これらの問題が自分たちにも起こりうることであることに気づかせ、その改善点などについて話し合わせる。また、情報は、受信者の立場を考え、誠実に取り扱ってこそ利便性が最大限に発揮されることを伝え、円滑なコミュニケーションを図るための基本的な考え方、正しい態度を学習させる。  
この時間での情報モラル指導のねらい
ネットワークの使用により起こるトラブルは、他人事のように感じてしまうことが多く、危機意識が低いことが生徒のアンケートを集計して感じられた。個人情報の取り扱いから生じる諸問題は、私たちの意識次第で大半は防ぐことができる。そのことに気づかせ、ネットワーク上でのコミュニケーションは、相手が見えなくても常に「人と人のコミュニケーション」であるという考えを強く意識させる。また、モラルある行動を行えるよう生徒同士で具体的な実践例を話し合わせる。
授業の流れ
導入
  インターネット、電子メールなどで行うコミュニケーションのメリット、デメリットを紹介する。その後、生徒たちの日常における情報の取り扱い方についてのアンケート集計結果を見せ、本時の主題である個人情報について関心を持たせる。
利用した教材:情報モラルリンク集
展開
  1 アンケートの集計結果を見せ、普段の情報の取り扱い方について問題はないかを話し合わせる。
2 個人情報の誤った取り扱い方から実際に起こった事件について知り、情報が周囲へ与える影響の大きさを考えさせる。
3 ネットワーク上のコミュニケーションでは、どのようなことに気をつけなければいけないのかを各グループで考えさせ、それぞれの意見を発表させる。

 
  利用した教材:個人情報に関するアンケート
まとめ
  1 本時の学習内容をクイズ形式で確認させ、身につけるべき情報のモラルを復習させたのち、感想をまとめさせる。
2 各自が情報の正しい取り扱い方を知り、気をつけるだけで、ほとんどのトラブルを防ぐことができることを十分に理解させる。

 
  利用した教材:情報モラル指導資料
指導のポイント留意点
ニュース等で放送されているネットワーク上でのトラブルは、他人事ではなく、自分たちの身近なところでも起こりうることであり、情報に対する知識を持っていないことで加害者になることもあることに気づかせる。情報通信ネットワークを介したコミュニケーションでは、時に、パソコン、携帯電話に対してやりとりをしている錯覚に陥りがちであるが、相手が見えなくても「人と人のコミュニケーション」であるという考えを 持たせることを徹底する。
参考にした教材や資料
1 情報モラル指導資料
2 情報モラル指導事例
3 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
4 情報モラルリンク集
子供達の反応
生徒たちは情報が与える影響の大きさを改めて理解することができていた。また、普段の情報の扱い方をアンケートを通して、振り返ることで、改めて自身の注意点も考えることができていた。ネットワークを利用する者それぞれの心がけによりトラブルの大半を防ぐことができることを知り、積極的に知識を得ようとする気持ちも授業後の感想から感じることができた。
今後の展開や課題
生徒は、情報発信をする際の個人情報の扱い方について、その利便性と、そこに潜む問題点について基本的な考え方を身につけることができたと思う。しかし、一度の指導のみで満足することなく、生徒が、常に誠実で責任ある情報発信を実践できるよう、継続した指導を行っていく必要がある。そうすることで、自発的に問題を提起し、学ぶ姿勢を持たせていくことが今後の課題であろう。
 
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