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【チェーンメールへの対応】
校種 学年 教科 時間数  
中学校 3年  道徳    1  
単元
チェーンメールへの対応
授業の概要
  ここ数年で社会の情報化が進み、各家庭にコンピュータが置かれ、多くの人が携帯電話を持つようになり、大量の情報を日常的に手に入れたり、反対に一度に多数の人に発信することができるようになった。しかし、良い面だけでなく、迷惑メールや架空請求などの問題点や事件も多く発生し、中学生にも波及してきている。本学級の生徒においても、アンケートの結果、37人中26人が自分の携帯電話を持ち、メールを目的に毎日のように使用している。そこで、チェーンメールについて正しい知識を理解させ、そのようなメールが来たらどのように対処すべきか考えさせる。  
この時間での情報モラル指導のねらい
・チェーンメールについて知る。
・チェーンメールに対して、正しい対応の仕方を知り、モラルを守って使用しようという気持ちを高める。
授業の流れ
導入
  身近で、本学級の生徒が興味を持ち、半信半疑になるような内容のメール(人気の芸能人オリエンタルラジオが出身中学校の文化祭に登場するテレビ番組の収録があるので、5人の人にメールを回してほしいという内容)を提示し、関心を持って考えさせる手だてとする。
展開
  メールが届いたときの人がとる行動について、あらゆる場合を考えさせ、それをワークシートに書かせる。そして、それらの行動について望ましくない行動を指摘させ、指摘した行動について、意見を戦わせることで、チェーンメールは善意のものや笑いをそそるものなど思わず回したくなるメールでも必ずどこかで迷惑メールになることを理解させる。
 
 
まとめ
  チェーンメールを受け取ったとき、送ろうとする人を送らないように説得するロールプレーを行い、チェーンメールの問題点を相手に分かりやすく伝えさせる。その行為を通して、チェーンメールの問題点やメールに対しての正しい知識を理解させ、これからの生活の中で活かせるようにする。
 
 
指導のポイント留意点
生徒が信じるようなメールを提示することで、実際に自分にメールが回ってきたように考えることができるようにした。そして、自分だったらどうするかではなく、世間一般の人には、どのような行動とるか想像させることで、自分ではとらない行動についても、良いか悪いか判断させる。その判断の中から、生徒の意見に相違があった行動からそれぞれの判断の理由について話し合いを進める。メールを受け取った後の行動の仕方では、非常に迷惑を被る場合があることに気づかせるようにする。
参考にした教材や資料
「チェーンメール大倉庫」(インターネット)にあるいろいろなチェーンメール    
子供達の反応
身近な内容であったうえに、そのメールをもらったという生徒がいたため、ほとんどの生徒が自分に起きたことのように真剣に考えることができた。人はどのような行動をとることがあるかという発問に対しても、ワークシートを活用することで、たくさんの意見がでた。また、最後の感想から、今年起こった善意のメールの事件を聞き、チェーンメールについて深く考える生徒が増えた。
今後の展開や課題
携帯電話やコンピュータの使用が低年齢化し、新しいトラブルも日々現れるネット社会において、チェーンメールだけでなく、架空請求や出会い系サイト、さらにはブログや掲示板等の問題について理解させ、正しい対処のしかたを実際の生活に合わせて考えさていく授業を継続的に取り組む必要があると思う。
 
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